初秋に聴きたい1枚  
猛暑が続いた後、今年は9月の声を聴いたとたん、昨年よりずっと早く、日差しや風の匂いに秋を感じるようになりました。秋と言えば、ジャズの似合う季節ですね。そんな本格的なシーズンを迎える前のウォームアップとして、初秋に似合うアルバムをご紹介していきたいと思います。 第3回は、時空を超えた父娘デュエット作品の登場です。

file No.03
『アンフォゲッタブル』
ナタリー・コール(ワーナーミュージックジャパン

時空を超えたデュエットと言えばこの名作。すでに故人となっていた父親のナット・キング・コールとの父娘デュエット作品。制作した1990年の時点でのテクノロジーの発達がの功績が大きいですが、デジタルと対にあるアナログな親子の絆があってこそ聴く者の心を暖かくし感動を呼んだと思います。グラミー7部門受賞作!!
file No.02
『デュエッツ』
フランク・シナトラ&フレンズ(EMI)
その華やかな声と歌唱力から“ザ・ヴォイス”と呼ばれた、歴史に残るエンターテイナー、フランク・シナトラ。彼が亡くなる約5年前に発表したデュエット集。彼を敬愛するU2のボノやアレサ・フランクリン、ライザ・ミネリといった実力派の女性らを迎え、さらにはトニー・ベネットとの『ニューヨーク・ニューヨーク』という珠玉のデュエットを聴くことが出来ます。アメリカが華やぎ、音楽が優雅だった時代に生まれたスタンダードがこれから深まる秋のムードを予感させてくれます。(H)
file No.01
『デュエッツ:アメリカン・クラシック』
トニー・ベネット (ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
アメリカには30年代~60年代にかけて映画やミュージカルから生まれたスタンダードが多くあります。それらの名曲を心から愛するトニー・ベネット。彼が80歳の誕生日を記念して制作したのがこのアルバムです。タイトルからもわかるようにゲストを迎えて、スタンダードでデュエットしていますが、そのゲストがまた豪華。バーブラ・ストライサンド、セリーヌ・ディオン、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョンなど全20組です。ジャズ・シンガーではない彼らと大ベテランのトニーがアドリブを交えて、スウィングする洒脱な歌が全編で聴けます。(H)
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COLUMN


「初夏に聴きたい1枚」→ vol.1~(2011.05.31更新)
「冬に聴きたい1枚」→ vol.1~6(2011.01.31更新)
「秋に聴きたい1枚」→ vol.1~12(2010.11.18更新)
「今聴きたい1枚」→ vol.1~6(2010.09.27更新)
「夏に聴きたい1枚」→ vol.1~21(2010.08.26更新)

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