No.1  ビリー・ホリデイ

20世紀にジャズ界は、3人の偉大な女性シンガーを生みます。ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルドです。
このうちビリー・ホリデイは、この時代の黒人女性に課せられた運命に翻弄され続け、そのドラマを音楽に表現していきました。人種差別や恋愛トラブルなどから麻薬やアルコール問題を抱え、18歳の頃は張りのある華やかな声でスウィンギーに歌っていましたが、年齢を重ねるごとに声はかすれ、生命を振り絞るようにして“ブルース”を歌いました。
ブルースは、南部の黒人が貧しい生活の苦しみや歓びを音楽でつぶやいたところから生まれた音楽です。まさに心を表現した音楽。ビリー・ホリデイは、ブルースとはどんな音楽かを感じさせてくれるシンガーです。そして、女性と黒人の地位が低かった時代の苦悩と女性の人生についてあらためて考えさせてくれます。

『奇妙な果実~ベスト・オブ・ビリー・ホリデイ』
(ユニバーサル)

没後50年企画として2009年に発売されたベスト盤。代表曲の網羅はもちろんのこと、スタジオとライヴ録音の両方を収録しているところが魅力。
自伝『奇妙な果実』
(晶文社クラシックス)
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