2012.6.20TOKU @ BLUE NOTE TOKYO
LIVE REPORT
全4公演のうち、6月18日に行われた2ndステージのライヴ・レポートです。アンコールを含めて全9曲のパフォーマンスでしたが、通常の1時間半のステージよりもだいぶ長く、内容も楽しくて濃密なハッピーに溢れたコンサートでした。
TOKU @ BULE NOTE TOKYO

ブルーノート東京でのライヴは、TOKU自身のアルバム『TOKU sings & plays Stevie Wonder』のレコーディング・メンバーとステージに立ちたい、という強い想いから実現されたもの。その幸せ感が表情、随所でこぼれる「楽しい~」という言葉、さらに演奏に表れていました。私が観たのは18日の2ndステージ。ちょうどニコニコ動画の生中継が入っているライヴで、聴くところによると2万2千人近くの方がご覧になって、そのうちの97.5%が“とてもよい”と満足を示されたそうです。

 ブルーノートも2日間、4公演がソールドアウト。800名近い観客を動員したことになります。しかも観客の大半がカップルか、女性だったので、会場は華やぎ、また積極的にコーラスに参加されるので、とても温かな雰囲気に包まれました。

 オープニングの楽曲は、『パート・タイム・ラヴァー』。アルバムとは異なる、ライヴならではの即興を交え、途中でTOKUが演奏を止めながら、「少し早すぎたかな」なんてつぶやくなど、これこそがジャズのライヴの醍醐味という演奏から始まりました。

TOKUが熱望したバンドは、5人中4人がアトランタからやってきたメンバー。中心となるのはやはりアルバムの共同プロデューサーであるピアニストの宮本貴奈さんですが、演奏が進むにつれて本領発揮となったのがドラムのテリオン・ガリー。クリスチャン・マクブライトやダイアン・リーヴスといったUSジャズ界の大物のバックで演奏しており、繊細かつシャープで、演奏全体が引き締まるようなドラムを聴かせてくれました。

 セットは、スティーヴィー・ワンダーのナンバーが中心ですが、終盤で同じくアトランタでレコーディングされた前作『Love Again』から『ノスタルジコス』と『アワ・ラヴ・ストーリー』を披露。そして、アンコールは、愛らしいチャンダ・レイ・マックナイトと『マイ・シェリー・アモール』をデュエットし、「もう胸がいっぱいで…」というTOKUの言葉とともに幕を閉じました。

<セット・リスト>
1.PART TIME LOVER
2.KNOCKS ME OFF MY FEET
3.YOU'VE GOT IT BAD GIRL
4.OVERJOYED
5.YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE
6.BIG CITY LIFE
7.NOSTALGIKOS
8.OUR LOVE STORY
9.MY CHERIE AMOUR



<メンバー>
TOKU(ヴォーカル、フリューゲルホーン、トランペット)
宮本貴奈(ピアノ、キーボード)
ケヴィン・スミス(ベース)
テリオン・ガリー(ドラムス)
吉田智(ギター)
チャンダ・レイ・マックナイト(ヴォーカル)
TOKU
『TOKU sings & plays STEVIE WONDER』
ソニー・ミュージック
好評発売中


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