Vol.1  2011.5.6TOKUインタビュー『TOKUの紹介』

小学生でマイルス・デイヴィスのコンサートを体験

TOKUは、日本で唯一となるヴォーカリスト&フリューゲルホーン奏者です。幼い頃から父親の影響であらゆる音楽に触れて育ち、小学生時代に父親に連れられてマイルス・デイヴィスのコンサートに行った経験があります。そして、小学生でピアノを習い始め、中学校でブラスバンドに所属し、コルネットを演奏。この楽器を選んだのもマイルスの影響でした。当時のTOKUは、マイルスのCDを聴いて、それを真似する毎日。そして、高校になると、バンド活動に夢中になります。2つのバンドを掛け持つ日々が続き、一方で写真部でも活躍し、新潟市内の高校写真店で銀賞を受賞。本人曰く、「そんなので大学に合格するわけがなく」、浪人しますが、その時期にギターを始めることになります。

初めての即興演奏 鮮烈な体験でジャズに目覚める

大学では軽音楽部に入り、再びバンド活動に精を出しますが、あらためて演奏に衝撃を受けたマイルスの影響で、本格的にジャズを始めます。「ピアノトリオとマイルスの『イフ・アイ・ワー・ア・ベル』を聴いたまま演奏した時に、バンドの人から“それがアドリブというもの”と言われて、そこでジャズのおもしろみに目覚めたというか、こういう音楽がやりたかったんだと思った」と言います。そして、転機になったのがアメリカ留学。ジャズプレイヤーのルームメイトと出会い、夜な夜な大学の練習室でピアノを弾き、練習に励みます。そして、大学卒業後の2001年1月にアルバム『Everything She Said』(SMJI)からデビュー。

ジャズとは人間くさい音楽

TOKUは、ジャズに惹かれる理由のひとつとして「即興演奏が多く、そこに演奏家の人間性がすごく表れる、とても人間くさい音楽」であることを挙げています。TOKUの演奏は、情感豊かで、オープンマインドな彼の人間性が伝わる温かみがあり、甘いヴォーカルの歌は、聴き手をおおらかに包みこむような包容力に溢れています。そして、その人柄は多くのミュージシャンからも愛され、ジャズクラブやライヴハウスに出掛けては飛び入り出演することが多く、“飛び入り番長”の異名を取ったこともあります。また、3月中旬に行われたシンディ・ローパーの来日公演にシンディ本人からの熱いラヴコールでゲスト出演。当初3曲だった予定がハイライトとなった『トゥルー・カラーズ』をはじめ7曲で共演しました。そのステージを観ていても、TOKUがシンディから好かれていること、彼の“愛されキャラ”が伝わってきました。 来週からTOKUのインタビューを連載していきます。お楽しみに。

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