Vol.12  2010. 7. 23『7/18熱帯JAZZ楽団コンサート
@九段会館』
これから夏に向けてオススメしたいのがラテンジャズです。あなたは、ラテンジャズを聴いたことがありますか? ジャズにラテンの情熱的なリズムを加えた、聴くというよりは踊り出したくなるような魅惑的な音楽です。その魅力を熱帯JAZZ楽団のリーダー、カルロス菅野さんに教えていただきたいと思います。
大人の男の熱いグルーヴが爆発!!九段会館がハッピー・オーラに包まれる

連載の最後は、コンサートレポートをお届けします。まずは、女子JAZZ部の部員でコンサート・チケットに当選されたQさんから寄せられた熱きコメントからご紹介しましょう。

「熱帯JAZZ楽団のDVDを2枚持っていますが、今回初めて生で演奏を見ることが出来ました。
アルバム発売記念ということでNew Albumからたっぷりと。とにかくリズム隊がグルーヴの嵐!! ゲタ夫さんがカッコいい~!! 音のうねりがハンパ無いっ!! 楽しそうに弾いている姿にうれしくなるばかり♪
もちろんドラムの神サマもかっこよかった。
伊達さんのコンガも、美座さんのティンバレスもクリアに響き、森村さんのKeyもこれぞラテン!!って感じで楽しい。
そして、カルロスさんはラテンですよ。女性の存在を感じる色気。踊りたくなる感じね。スマートで甘い歌声。一挙手一投足に見とれてしまいました。
1階席は総立ちで、1列目にステキな白髪のご夫婦が座ってらしたんだけれど、お2人も立ちあがってノリノリ。手を振って踊っていらっしゃいましたよ。
文字通り老若男女が楽しんでいるHappyオーラに溢れていました」(Q)

Qさん熱いコメントをありがとうございました。
Qさんがおっしゃる通り、会場全体にハッピー・オーラが溢れるような熱帯JAZZ楽団のコンサートでした。
レギューラー・メンバーの他にカルロス菅野さんの予告どおり、オルケスタ・デ・ラ・ルス時代に一緒だったパーカッションの伊達弦さんらが参加。
≪メンバー≫
リーダー&パーカッション:カルロス菅野
パーカッション:美座良彦 伊達弦
ピアノ:森村献
ドラム:神保彰
ベース:高橋ゲタ夫
トランペット:佐々木史郎 ルイス・バジェ 奥村晶 松島啓之
トロンボーン:中路英明 青木タイセイ 西田幹
サックス:近藤和彦 藤陵雅裕 アンディ・ウルフ 宮本大路

ホーン・セクションが11名で、パーカッションが3名。ここから生み出されるグルーヴの熱いこと。ラテン・ジャズの高揚感という醍醐味を体験できました。
結成15周年のサプライズで、渡辺真知子さんとマリーンさんが参加して、チャップリンの名曲『スマイル』を熱唱。おふたり共に客席から登場して、また客席に戻っていくカジュアルな感じも大人のコンサートという感じでしたね。
その一方で、マクドナルドの後援で、都内の小学校3校のブラスバンド部が招待されており、アンコールではノリノリで踊っていました。観客は老若男女で、幅広い年齢層が印象的で、1階最前列では白髪のご夫婦が踊っていらっしゃいました。共にいい光景でした。
コンサートは『デュエニョ・デル・ソラール』から始まりましたが、セットの中心はニュー・アルバム『熱帯JAZZ楽団XIV~Liberty』。本当は全曲をアップしたいところですが、当日のお楽しみ部分もあるので、内容についてはこれくらい。見どころはいろいろありますが、後半にカルロスさんが『アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング』で甘いヴォーカルを披露します。素敵ですよ。


熱帯JAZZ楽団14thアルバム
『熱帯JAZZ楽団XIV~Liberty~』
ソニーミュージック・ジャパン・インターナショナル/\2,940/好評発売中
◆今後のコンサート
●スペシャル・ライヴ
熱帯Superjam feat.Dave Samuel
7月26日 STB139
●フェスティバル
8月7日 サッポロシティジャズ2010
札幌芸術の森野外ステージ
8月8日 ミッドサマー・ビッグバンド・フェスティバル2010
西東京市保谷こもれびホール
●単独コンサート
8月21日 名古屋ブルーノート
8月22日 大阪サンケイブリーゼ
【PROFILE】
カルロス菅野
1957年東京生まれ。大阪で過ごした大学時代にパーカッションに出会う。1984年に≪松岡直也グループ≫に参加し、日本のフュージョン界にデビューする。と同時にオルケスタ・デ・ラ・ルスに参加。89年に松岡直也グループを脱退し、オルケスタ・デ・ラ・ルスの一員として渡米。NYでライヴを行い、評判となる。翌90年に世界デビューを果たし、デビュー・アルバムがビルボードのラテンチャートで1位を獲得。93年にその活躍が認められて、国連平和賞を受賞する。95年にバンドを脱退。その後に熱帯JAZZ楽団を結成する。
オフィシャルサイト:http://www.carloskanno.com/

熱帯JAZZ楽団
1995年に結成。当初メンバーは固定制ではなかったが、現在はリーダーのカルロス菅野を中心に16 名で活動する。メンバーはいずれも日本を代表するミュージシャン。熱帯JAZZ楽団のアルバム以外でも多くの作品できっと名前を見つけられるはず。これまでに13枚のアルバムをリリースしている。
【メンバー紹介】
パーカッション:カルロス菅野、ティンバレス:美座良彦、ドラムス:神保彰、ベース:高橋ゲタ夫、ピアノ:森村献、トランペット:佐々木史郎、鈴木正則、奥村晶、松島啓之、トロンボーン:中路英明、青木タイセイ、西田幹、サックス:近藤和彦、藤陵雅裕、野々田万昭、宮本大路
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