2012.10.24Vol.1 スタンダードを歌う。
ケイコ・リーがスタンダードを歌う。名曲をまろやかなヴォーカルで歌い、好評を得た2002年のアルバム『ケイコ・リー・シングス・スーパー・スタンダーズ』の続編として、第2弾のリリースが決定しました!再び名曲を独自の解釈、アレンジで歌っています。

楽曲紹介

まずは、どんな名曲を歌っているのか。収録曲をご紹介しましょう。

1)誰かが私を見つめてる/Someone to Watch Over Me
  1920年代~30年代にかけてガーシュイン兄弟は、ミュージカル、映画に音楽を提供し、現在スタンダードと呼ばれる名曲を数多く生んだ。弟ジョージがメロディーを書き、兄アイラが歌詞を書く。『誰かが私を見つめてる』は、1926年にブロードウェイで初演されたミュージカル『オー・ケイ!』のために書かれた劇中歌のひとつ。

2)煙が目にしみる/Smoke Gets In Your Eyes
  ジェローム・カーンもガーシュイン兄弟同じ時代にミュージカル、映画の音楽を数多く手懸けた。『煙が目にしみる』は、1933年にブロードウェイで初演されたミュージカル『ロバータ』の挿入歌。35年にはフレッド・アステア主演で映画化もされている。

3)やさしく歌って/Killing Me Softly with His Song
  日本でも大人気のシンガー、ロバータ・フラックの代表曲。彼女が飛行機内でたまたま聴いたロリ・リーバーマンの『Killing Me With Softly With His Blues』に感動して、自身でアレンジをし直してレコーディングしたところ、1973年に5週も全米1位になる大ヒット。グラミー賞で最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞(作詞家・作曲家が受賞)、最優秀女性ヴォーカル賞を受賞する。

4)愛のためいき/Feel Like Makin’ Love
  この曲もロバータ・フラックのヒット曲。1974年に全米1位となった。彼女自身がプロデュースしたアルバム『愛のためいき』の収録曲だが、1980年発売のライヴ盤『ライヴ&モア』ではピーボ・ブライソンとデュエットしている。

5)スカボロー・フェア/Scarborough Fair
  オリジナルは、英国の伝統歌だが、それを世界的に広めたのはサイモン&ガーファンクル。1966年発表の3rdアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』の冒頭に収められた。アルバム・タイトルもこの曲の歌詞からとられたもので、昔この4種類のハーブは厄除けの効果があると考えられていた。そして、ポール・サイモンは、歌に加えた詠唱の部分に反戦のメッセージを込めた。

6)誓い/You Make Me Feel Brand New
  1970年代にブームになったソウル・ミュージックの中心的存在だったグループのひとつ、スタイリスティックス。甘いファルセット・ヴォイスで人気を得たが、『誓い』は、1974年に全米2位になった。

7)ディス・ラヴ・ウィル・ラスト This Love Will Last
  ケイコ・リーが作曲したラヴ・ソング。

8)マイ・ロマンス/My Romance
  1935年にブロードウェイで初演されたミュージカル『ジャンボ』のために書かれた劇中歌。その作品が1962年に映画化されたが、その際に劇中でこの歌をドリス・デイが歌っている。

9)酒のバラの日々/Days of Wine and Roses
  1962年にジャック・レモン主演の映画『酒とバラの日々』が公開されたが、『ムーン・リバー』などで知られる作曲家ヘンリー・マンシーニが音楽を担当した。同名タイトルのこの曲は、映画のテーマ曲であり、アカデミー賞歌曲賞、グラミー賞でも最優秀レコード賞、最優秀歌曲賞を受賞している。

10)スマイル/Smile
  音楽の教育を正式に受けたことはなく、楽譜も読めなかったが、喜劇王チャールズ・チャプリンは、ピアノを弾くことで作曲をし、自身が製作・主演した映画の音楽を書いた。そのうちのひとつが『スマイル』。1936年公開の映画『モダン・タイムス』のテーマで、後に歌詞がつけられて、ナット・キング・コールら多くのシンガーがこの曲をレコーディングしている。

11)恋の面影/The Look of Love
  1967年に公開された映画『007/カジノロワイヤル』のテーマ曲。バート・バカラックが作曲し、UK出身のシンガー、ダスティ・スプリングフィールドが歌ってヒットした。カヴァーも多く、ディオンヌ・ワーウィックやダイアナ・クラール、ニーナ・シモンらがこの曲をレコーディングしている。

12)サムホエア/Somewhere
  1957年にブロードウェイで初演されて、1961年に映画化されたミュージカル『ウエスト・サイド物語』。その音楽を担当したのがクラシックの指揮者として活躍するレナード・バーンスタインで、この作品でアカデミー賞ミュージカル音楽賞を受賞している。『サムホエア』は、その劇中歌になる。

次回はスペシャルなアルバムの内容をお届けします。
KEIKO LEE
『ケイコ・リー・シングス・スーパー・スタンダーズ 2』
2012年11月7日(水)発売予定
ソニーミュージック
¥2,940
ケイコ・リースペシャルサイトはこちら
http://www.sonymusic.co.jp/keikolee/

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◆vol.2「豪華デュエット」→ (2012.11.13更新)

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