2011.11.25『JUJUとジャズ』
5回連続のJUJU特集。第2回は、ジャズに憧れるJUJUの原点、ジャズとの出会いをご紹介しましょう。

JUJUという名前

もちろんJUJUとは本名ではありません。デビューが決まってから考えられたステージネームで、ウェイン・ショーターの名盤『JUJU』から付けられました。

ウェイン・ショーターは、1970年代~80年代にかけて旋風を巻き起こしたウェザー・リポート(参照:レジェンドFile7)でも活躍したサックス奏者。その彼が1964年にライヴ・レコーディングしたアルバムが『JUJU』です。

このアルバムを人生最高の1枚と語るJUJU。いいステージネームが決まらずに悩んでいた彼女がNYのストリートで売られていた『JUJU』のカセットテープを目にした時に「コレだ!!」と思い、JUJUという名前が生まれたそうです。

このアルバムを聴かれた方も多いと思いますが、メジャーとマイナー、和音と不協和音など2つの相対する要素を巧みに組み合わせた複雑な演奏が続く作品です。もちろん難解というわけではなく、今ではレジェンドとなった彼の作曲家としての才能が開花した作品であり、だからこそ今でも聴き続けられている名盤です。

12歳でジャズに恋する

ジャズを人生の教科書と語るJUJUがそのジャズと出会ったのはわずか12歳の時。「初めてジャズをどこで、どのようなシチュエーションで聴いたのか、明確な記憶はないのですが、大人の音楽だなぁと、子供心にも深く感じたことを今でも憶えていますね」と、ジャズとの出会いについて語っています。

それからジャズに興味を持った彼女は、10代でこのシンガーに惚れ込みます。サラ・ヴォーンです。

「サラ・ヴォーンは、本当に大好きで聴きまくりましたね。彼女の全てが大好きでしたが、とりわけ作品で言うと、アルバム『クレイジー・アンド・ミックスド・アップ』(邦題:枯葉)をよく聴いていましたね」

そして、JUJUは、音楽からファッション、ライフスタイルに至るまで自分の好きなものが揃っているNYに18歳で渡ります。それから耳からだけではなく、肌からもジャズを吸収していくことになるのです。

NYではあらゆるジャズクラブに出演。ジャズのスタンダードなどを歌い、歌唱力に磨きをかけるのと同時に観客と会話でもコミュニケーションをとり、楽しませるワザを習得していきます。彼女のステージでの軽妙なトークのうまさ。観客が思わず笑い声をあげてしまいますが、ジャズと共にその原点はNYにあったのです。

次回はアルバム『DELICIOUS』をご紹介します。
JUJU
『DELICIOUS』
11月30日発売予定
ソニー・ミュージック・アソシエイテッド・レコーズ
通常盤:\3,059  初回生産限定盤:\3,990

◆着うた 配信中
『Lullaby Of Birdland』
テレビ朝日系木曜ドラマ『DOCTORS 最強の名医』主題歌
https://recochoku.jp/

◆JUJUオフィシャルサイト
http://www.jujunyc.net/
バックナンバー
JUJU


◆vol.4「アルバム『DELICIOUS』Part2」→ (2011.12.04更新)
◆vol.3「アルバム『DELICIOUS』Part1」→ (2011.11.30更新)
◇vol.1「ジャズ・シンガーを夢見て」→ (2011.11.12更新)

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